「遠近両用メガネって、どこで買うのが正解なの?」そんな疑問を抱えている方、多いのではないでしょうか。価格や種類が豊富で選択肢が多いぶん、どのお店で買えば後悔しないか迷ってしまいますよね。
この記事では、あなたに合ったお店選びのポイントをわかりやすくご紹介。用途や予算別の選び方から、おすすめの店舗タイプまで、遠近両用メガネの“正解”が見つかるガイドです。
まず結論!遠近両用メガネ選びのポイント早見表
価格帯ごとのおすすめ店舗
遠近両用メガネの価格帯は幅広く、選ぶ店舗によって印象もガラリと変わります。
- とにかく安く済ませたい:ロープライス店(例:JINS、Zoff)
- 追加料金なしで明朗会計:統一価格店(例:眼鏡市場)
- 品質やサービスにお金をかけたい:個人店やコンセプト店

1万円以内ってやっぱり安すぎですか?

レンズの質は最低限になるけど、普段使いなら問題ないケースもあるよ。ただ、用途によってはもう少し予算を考えたほうが快適だね。
使用目的別のおすすめタイプ
- 長時間のデスクワーク:中近両用や室内専用タイプ。視野が広く、パソコン作業や読書にも最適です。
- 外出や運転メイン:遠近両用タイプ。運転中に道路標識やナビ画面もスムーズに確認できます。
- スポーツや屋外作業:遠近+偏光レンズ。まぶしさを抑えつつ、遠近のピントも調整しやすい設計。
- 日常的な外出と室内作業の両方が多い人:遠近+中近の2本使い分けもおすすめ。場面によって切り替えると目の疲れが軽減されます。
初心者におすすめの買い方は?
- 店員さんとの相談がしやすい「大手チェーン店」や「個人店」が安心。実際に試着して感覚を確かめられるのが大きなポイントです。
- 安さ重視なら「ロープライス店」+「しっかり下調べ」がおすすめ。事前に自分の度数や用途を把握しておけば、失敗が減らせます。
- 迷ったときは「統一価格店」も候補に。見積もりに迷わず選べるので、初めての人でも安心です。
そもそも遠近両用メガネとは?老眼鏡との違いをチェック
遠近両用メガネの仕組みと特徴
遠近両用メガネは、1枚のレンズに「遠く用」と「近く用」の度数が組み込まれた特殊なメガネです。視線の角度によって、見る場所の焦点が自然に切り替わるように設計されています。たとえば、正面を見ると遠くがはっきり見え、視線を下に落とすと近くの文字がくっきりと読めるようになります。レンズの種類には「累進多焦点レンズ(境目なし)」や「バイフォーカル(境目あり)」などがあり、最近は見た目が自然な“境目なし”タイプが主流になっています。
この累進レンズにはさらに段階があり、「初級者向け」「スタンダード」「ハイグレード」などグレードによって視野の広さやゆがみの少なさが異なります。用途や慣れ具合に応じて、レンズのグレードを選ぶことが大切です。
老眼鏡との違いとメリット・デメリット
老眼鏡は基本的に「近くを見るためだけ」のメガネで、新聞や本を読むときなどに一時的に使うタイプです。これに対して遠近両用メガネは、遠くの景色からスマホの画面まで、1本で幅広く対応できるため、いちいちかけ外す手間がありません。常時かけていられる便利さが大きなメリットです。
ただし、最初は慣れない視線の動かし方や、レンズの下部に見られるゆがみに戸惑うことも。特に階段の昇降時には注意が必要です。また、老眼鏡よりも価格が高めな点も考慮しておきたいところです。

老眼鏡って“近く専用”だったんですね!知らなかった…

遠近両用なら外出時もそのままでOK。ただ、最初は階段の上り下りとか慎重にね。
遠近両用が合う人・合わない人の特徴
【合う人】
- 外出が多く、近くも遠くもよく見る人
- メガネのかけ外しが面倒に感じる人
【合わない人】
- 室内作業がメインで遠くを見る機会が少ない人
- レンズのゆがみに敏感な人
遠近両用メガネはどこがいい?店舗タイプ別の特徴
ロープライス店|安さ最重視ならここ!
JINS、Zoffなどは価格が明瞭で、レンズ代込み5,000円〜で購入できます。デザインも豊富で、トレンドを意識したフレームや軽量タイプなど、幅広い世代に対応しています。気軽に試せる手軽さもあり、「初めての遠近両用はとりあえず安く試してみたい」という人にピッタリです。
ただし、スタッフの知識やフィッティングは簡易的な場合が多く、細かい要望には対応しきれないことも。そのため、以前に自分の度数や好みが分かっているリピーターや、ある程度メガネ選びに慣れた人におすすめです。修理や保証の対応も限定的な場合があるので、購入前にしっかり確認しておくと安心ですよ。
統一価格店|安心の明朗会計が魅力
眼鏡市場などは「追加料金なし」で遠近レンズにできるのが特徴。フレーム価格に標準レンズが含まれており、オプション追加で料金がどんどん上がってしまう…という不安がありません。価格の見通しが立てやすいため、オプションで迷いたくない初心者にはピッタリです。
視力測定やフィッティングも丁寧で、スタッフの説明もわかりやすく安心感があります。保証制度やアフターサービスも充実しているため、初めて遠近両用メガネを作る方にも向いています。

結局、いくらかかるのかって気になりますよね

統一価格の店なら“追加レンズ代”の心配はないから、最終価格がわかりやすいよ
大手チェーン店|豊富な品ぞろえとサポート体制
メガネの田中や愛眼などの大手チェーンは、全国展開しているためアクセスしやすく、商品数・サービスのバランスがよいのが特徴です。遠近両用メガネの品ぞろえも豊富で、予算や用途に合わせてじっくり選べます。視力測定やレンズの説明、フィッティングなども丁寧に対応してくれるため、初心者でも安心して購入できます。
また、多くの店舗で保証制度や定期メンテナンスが提供されており、アフターサポートも万全。レンズのゆがみやズレが気になる場合も、すぐに調整に応じてくれるので長く快適に使いたい方に向いています。店員の対応や接客マナーにも一定の基準があり、満足度が高い点も魅力です。
個人店|プロの技術でジャストフィット
地元の老舗メガネ店などは、視力測定・レンズ選び・フィッティングまでしっかり対応してくれます。機械的な作業ではなく、職人のような目利きで一人ひとりの目の状態に合った提案をしてくれるのが強みです。値段はやや高めでも、満足度は高め。細かい悩みや違和感をじっくり相談したい人に向いています。
さらに、店舗によっては「見え方のクセ」や「長年の視力変化」などを踏まえた高度なアドバイスも可能です。オーダーメイド感覚で作りたい人や、過去に市販品で失敗した経験のある人におすすめです。
コンセプト店|デザイン・ブランドで差をつけたい人に
オリバーピープルズ、999.9(フォーナインズ)、EYEVANなど、ファッション性やブランド性を重視する人に人気の店舗です。洗練されたデザインや素材の質感、掛け心地へのこだわりなど、他とは一線を画すモデルがそろっています。
おしゃれを楽しみたい人や、メガネもファッションの一部として楽しみたい人にはぴったり。ただし、価格は高めなので、デザインやブランドに価値を感じる方向けです。商品によっては限定品やコラボモデルもあり、個性をしっかり表現したい方に最適です。
自分にぴったりのお店タイプ診断(簡単チェックリスト付き)
- コスパ重視! → ロープライス店
- 初めてで不安 → 統一価格店 or 大手チェーン
- 品質と安心感を求める → 大手チェーン or 個人店
- 見た目重視 → コンセプト店
- 自分の目にこだわりたい → 個人店
- 一生モノの1本を選びたい → コンセプト店 or 個人店
用途・予算別に考える「遠近両用メガネはどこがいい?」
仕事・運転・旅行など用途別おすすめタイプ
【仕事(室内)】:中近両用メガネ+ブルーライトカット
【運転】:遠近両用+UV・偏光レンズ付き
【旅行】:軽量フレーム+遠近両用+傷防止コート
1万円以下で探すなら?コスパ重視派の選び方
- JINSやZoffで「遠近両用対応モデル」を選ぶ
- セール時期を狙って購入
- 店舗のキャンペーンやポイント還元も活用

1万円以下でも、ちゃんとした遠近ってあるんですね!

意外とあるんだよ。ただ、度数が強いと追加料金になることもあるから、そこは注意だね
ブランド・おしゃれ・個性重視ならココ
- コンセプト系ブランド店(999.9、EYEVANなど)
- メガネ+ファッションにこだわりたい人向け
- 他人と被りたくない人におすすめ
フィッティング・アフターケアで選ぶならこのタイプ
- 個人店や大手チェーンがおすすめ
- 無料調整や定期点検のサービスがあるか要チェック
- 店舗の口コミや評価も参考に
まとめ|「どこがいい?」に迷ったら自分に合う優先ポイントで選ぼう!
遠近両用メガネをどこで買うか迷ったときは、「価格」「用途」「デザイン」「サポート」のどれを重視したいかを整理するのがポイントです。
どんなに評判がいいお店でも、自分の使い方に合っていなければ後悔のもと。まずは自分のライフスタイルを見直し、優先したい条件を明確にしましょう。自分にぴったりの店舗を選んでみてください。迷っている方の不安が少しでも軽くなればうれしいです。