財布がパンパンになるまで貯まってしまった小銭。「重いし、使いづらい」ですよね。そんな時に便利なのが、ゆうちょ銀行での小銭両替サービスです。実は、条件さえ合えば無料で小銭をお札に替えられるんです。
コンビニのATMでは手数料がかかることも多い中、ゆうちょ銀行なら賢く節約しながら財布をスッキリさせることができます。
この記事では、ゆうちょ銀行での小銭両替の方法やコツ、注意点までを徹底解説します。重たい財布とさよならして、スマートな財布管理を目指しましょう!
ゆうちょ銀行で小銭をお札に両替できる?
結論から言うと、ゆうちょ銀行では小銭をお札に両替することができます。しかも、一般的な銀行と比べても両替のサービスが充実しているんです。

小銭って銀行で両替できるの?なんか申し訳ない気がして…

大丈夫!ゆうちょ銀行は昔から両替サービスに力を入れているんだよ。郵便局時代からの伝統だね。
ゆうちょ銀行では基本的に2つの方法で小銭からお札への両替が可能です。
- 窓口での両替
- ATMでの入金と引き出し
窓口での両替は、直接行員に小銭を渡してお札に交換してもらう方法です。一方、ATMを利用する場合は、いったん口座に小銭を入金してから、必要な金額をお札で引き出すという流れになります。どちらも状況に応じて使い分けるとよいでしょう。
また、ゆうちょ銀行は全国に約24,000もの拠点があり、アクセスのしやすさも大きな魅力です。銀行口座を持っていなくても、窓口では両替サービスを受けられる点も覚えておくと便利ですよ。
両替の手続きと必要なもの
ゆうちょ銀行で小銭をお札に両替する際の手続きと必要なものをご紹介します。
窓口での両替の場合
窓口で両替する場合は、以下のものを準備しましょう。
- 両替したい硬貨
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 両替金額が10万円以上の場合は「硬貨預け入れ請求書」

硬貨って数えるの大変じゃない?

そうだな。だから事前に自分で枚数を確認してから持っていくとスムーズだ。硬貨計算機があると便利だよ。
窓口での両替手続きは以下の流れで行います。
- 窓口に行き、小銭をお札に両替したい旨を伝える
- 必要に応じて本人確認書類を提示する
- 硬貨を提出し、金額を確認してもらう
- お札を受け取る
なお、硬貨の量が多い場合は、事前に自分で枚数ごとに分けておくとスムーズです。500円玉なら50枚で25,000円、100円玉なら50枚で5,000円というように、計算しやすい単位でまとめておくと良いでしょう。
ATMでの入出金の場合
ATMを利用する場合は、以下のものが必要です。
- ゆうちょ銀行のキャッシュカード
- 入金したい硬貨
ATMでの手続きは次のとおりです。
- ATMにキャッシュカードを挿入する
- 「お預け入れ」を選択する
- 硬貨投入口に小銭を入れる(一度に50枚まで)
- 入金完了後、引き出し操作を行いお札で受け取る
ATMの場合は一度に投入できる枚数に制限があるため、大量の硬貨を両替する場合は何度かに分けて行う必要があります。
無料で両替できる条件とは?
ゆうちょ銀行で小銭をお札に両替する際、無料で利用できる条件と有料になる場合について解説します。
無料で両替できるケース
- ゆうちょ銀行の口座保有者が、自分の口座にATMで入金し、その後引き出す場合
- 窓口で両替する場合でも、両替する硬貨の枚数が100枚まで無料

結局いくらまでなら無料なの?

両替したい硬貨の枚数によって違うから、「〇〇円」と言い切ることができないんだよ。
手数料がかかるケース
硬貨の枚数が100枚まで
-
- 1枚~100枚まで:無料
- 101枚~500枚:550円
- 501枚~1,000枚:1,100円
- 1,001枚以上:500枚ごとに550円加算
ゆうちょ銀行の口座を持っていない場合(上記の手数料に加えて別途手数料がかかる場合あり)
なお、ATMでの入出金による実質的な両替の場合は、ゆうちょ銀行の口座があれば基本的に手数料はかかりません。そのため、定期的に小銭を両替する必要がある方は、ゆうちょ銀行の口座を開設しておくと便利でしょう。
また、記念硬貨や汚損した硬貨、外国コインなどは両替できないので注意が必要です。
ATMと窓口、どちらが便利?
小銭をお札に両替する際、ATMと窓口ではそれぞれメリットとデメリットがあります。状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
ATMのメリット
- 営業時間外でも利用可能(多くの場所で24時間対応)
- 並ぶ時間が比較的短い
- 少額の両替なら手続きが簡単
ATMのデメリット
- 一度に投入できる硬貨の枚数制限がある(約50枚)
- 口座とキャッシュカードが必須
- 機械の故障やトラブル時に対応が難しい

小銭が多いときはどっちがいいの?

枚数が多い場合は窓口がおすすめかな。ATMだと何度も入れる作業が必要になるからね。
窓口のメリット
- 大量の硬貨も一度に両替可能
- 口座がなくても利用できる
- 不明点をその場で質問できる
窓口のデメリット
- 営業時間内しか利用できない
- 混雑時は待ち時間が長くなる
- 100枚を超える両替には手数料がかかる
時間に余裕があり、大量の硬貨を両替したい場合は窓口が便利です。一方、少額の両替を手早く済ませたい場合や、営業時間外に両替したい場合はATMが適しています。
また、郵便局によってはATMの設置台数や営業時間が異なりますので、事前に確認しておくと安心です。特に小さな郵便局では窓口の混雑状況やATMの利用状況によっては時間がかかる場合もあります。
ゆうちょ両替の注意点とコツ
ゆうちょ銀行での小銭両替をスムーズに行うためのコツと注意点をご紹介します。
両替時の注意点
- 硬貨は種類ごとに分けておく 窓口やATMで時間短縮になり、周りの人への配慮にもなります。
- 混雑時間を避ける 月初や月末、給料日後などは特に混雑します。平日の午前中や午後2時頃がおすすめです。
- 両替上限を確認する 一部の郵便局では、一度に両替できる金額に上限が設けられている場合があります。

小銭って洗って持っていくべき?汚れているとダメなの?

極端に汚れていなければ大丈夫ですよ。でも、あまりにも汚れがひどい場合は、受け付けてもらえないこともあると言われてるな。
効率的な両替のコツ
- 事前に枚数を数えておく 硬貨の種類ごとに枚数を数え、合計金額も計算しておくとスムーズです。
- 硬貨は袋などに入れて持参する ポケットやバッグから直接出すと紛失の恐れがあります。透明な袋に入れておくと確認もしやすいです。
- キャッシュカードを活用する 定期的に両替する場合は、ATMでの入出金がおすすめ。手数料もかかりません。
- 両替専用の時間帯を確認する 一部の郵便局では、両替に適した時間帯を設けている場合があります。事前に問い合わせてみるとよいでしょう。
また、両替ではなく「募金」という選択肢もあります。小銭を寄付すれば社会貢献にもなりますし、領収書をもらえば確定申告で寄付金控除の対象にもなります。
まとめ:賢く活用しよう!ゆうちょ銀行の小銭両替サービス
いかがでしたか?ゆうちょ銀行の小銭両替サービスについて詳しく解説してきました。重たい財布の原因となる小銭は、ゆうちょ銀行を利用すれば手軽にお札に両替できます。特に5万円以下の両替なら無料で利用できるのは大きなメリットですね。

小銭貯金って実は侮れないよね

そうだな。500円玉だけで数万円になることもある。定期的に両替すると家計管理にも役立つよ
ATMを使えば24時間いつでも両替相当のサービスが受けられますし、大量の硬貨なら窓口で一気に両替することもできます。事前に硬貨を種類ごとに分けておくなど、ちょっとした準備をしておけば、より効率的に両替できるでしょう。
普段何気なく使っているゆうちょ銀行ですが、こうしたサービスをうまく活用することで、日常生活がより便利になります。小銭がたまったら、ぜひゆうちょ銀行の両替サービスを利用してみてください。財布の中がスッキリするだけでなく、お金の管理もしやすくなりますよ。
最後に、各郵便局によってサービス内容や営業時間が異なる場合がありますので、大量の両替を予定されている方は、事前に最寄りの郵便局に確認してみることをおすすめします。賢く活用して、快適な財布ライフを送りましょう!